今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

Wrist lag リストラグ

動画をテニスを再開した当初はよく見たものですが、自分のフォーム、考え(理論)、スタイルがある程度確立すると、そこからは迷いたくないし見ても自分のテニスにはそぐわないと感じることが多くなり、見なくなるものです。

また、ネット上にUPされているものは玉石混交で、必ずしも自分のテニスに有益とは限りませんね。

商用への導入を目的にしたものもあります。

 

最近、「リストラグ」という言葉をよく目にします。

一時期のプロネーションのようにもてはやされている感があります。

直訳すると手首の遅れ?でしょうか?、日本語には適当な言葉がありませんね。

僕自身も何回かブログの中で取り上げています。

まず、この動画を

この打ち方は、誰かに似てるなあと思われた方が多いでしょう。

この動画の作者は、ある選手のスイングを元ネタにして自分の主張の論理を組み立てています。

そのせいか、どこか自分のスイングになっていないぎごちなさを感じます。

ではこの動画はどうでしょうか?

この動画で作者が主張している事は、最初の動画の作者とは微妙に違います。

ただ、どちらも元ネタになっている選手は同じです。

2番目の動画の内容はレベルが高く、中級以下の人はなかなか理解しにくいでしょう。

内容はともかく説明の仕方も上手とは言えませんね。

この動画も同じ作者によるものです。

元ネタ?のフェデラーの練習風景です。

この動画は有名で僕もブログの中で紹介しています、脱力の例として使われる事が多いですね、それはそれで疑問ですが・・・

さて2、3番目の動画については、英語特有の表現もありとてもわかりにくいのですが、作者の意図するテーマと要点は手首の「使い方」についてです。

その中で論拠としてフェデラーのスイングを取り上げていますが、これは疑問に感じます。

そもそもフェデラーのスイングは独特なもので

今や少数派のストレートアーム、フェデラーグリップ(グリップエンドを包み込むように握る)、手首の柔らかさ、など誰にも真似が出来ません。

snapショットであるかのように取り上げていますが、snapショットで成功しているのはナダルが唯一無二の存在です。
silverscrooge.hatenablog.com