今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

替えないまでも試してみる

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ラケットを替えてみました。

とは言えあくまで試用の段階です、経緯については以前の記事を参考に。

ちなみに既に次のモデルも発売されています(PWRはラインナップにありません)

※PWRはこのモデルから国内ではラインナップから外されています。

スペックは、発表されてるのを見る限り前(前々共)モデルと全く同じです。

では買う意味は無いのでは?と思いますがそこはメーカーの上手いところですね。

前モデルとは一部素材?が違うそうです、そのあたりはこの動画を

 

「グラフィン」と呼ばれる素材?を部分的にフレームに添加?する事で振動を防ぐとの説明です。

具体的に「グラフィン」がどんな素材でどのように使って(巻きつける?混ぜる?)るかの説明はありません、もとより前モデルとの違いは、使う箇所の違いだけのようです。

フレームを変えず、しかも素材を付け加えるだけでニューモデルとして出すのは如何なものか?

とも考えました、おまけに当初は振動の軽減をウリにしてたはずが、いつのまにかフレームの動きの効用に言及してみたり・・・

違和感を持って見てましたが、ラジカルPWRとしては最終モデルなので購入したにすぎません。

 

感想はあくまで個人的感想です。

およそラケットの感想は、個人の感性感覚によるもので数値的な裏付けがありません、

打球速度やスピン数の比較は計測できると思いますが、あえてなのか見かけませんね。

 

初代のPWRとの比較です、正確にはこのモデルは3代目で2代目は使用していません。

初代を長く使っており、フレームの形状は同じなので比較はしやすい。

ストリングスはRPMパワーを46P✕44Pで張ってあります。

※僕の購入したラケットは、偶然グリップの形状が従来の形状と同じでした。並行輸入ではたまにこういう事があります、自分にとっては感触が変わらず好都合でした。

画像からわかるように、振動対策を念入りに施してあります、これまでヘッドはラケットの振動対策については力を入れていませんでした。

昨今、ラケットはパワー系が台頭し、ストリングもポリエステルが主流になり、コントロールを標榜してきたヘッドとしても方向転換をはからずを得なくなったようです。

以前は上級者はプレステージを使う人が多かったけど、今やピュアドライブ一辺倒ですね。

Babolat社の一連の製品は振動吸収とパワーをうまく両立しています。

ラジカルPWRは軽量でメインストリングが長く、元々衝撃が大きく伝わる形状です。

打ち比べると、手に伝わる振動は初代より確かに抑えられてます。フレームに部分的に新素材?を加えると、なぜ振動が減るのか理由は定かではありませんが。

また、最近他のメーカーに於いても「撓み、たわみ」、「撓り、しなり」、という言葉が使われ始めました。

「硬さ」とは違います、ラケットのRA値と違い具体的数値では表されませんね。

微妙で都合の良い表現ですが、メーカー側でも説明に使ってます。

 

振動が抑えられてるのは確かに感じます、おそらく他のラインのラケットも同じでしょう。