今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

Headの選択

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先日、テニススクールに行った際にGraphene XT Extreme Rev Proがあったので試打をしてみました。

このラケットは今年夏の発売で、以前にも試打の機会がありましたが、第一印象でカラーリングが気に入らず試打もしませんでした(笑)

本当はGraphene XT Radicalシリーズの試打をしたかったのですが、まだGraphene XT Radical REV PROが来てないのと、このシリーズのグリップが僕に合わなかったので、しかたなく?Extreme Rev Proを試打してみました。

同じシリーズのMPAやPROもありましたが、ラケット重量の点で自分には合いません。

ラケットは、そうそう変えるものではないのが持論です。

売らんかな・・・のメーカさんや販売店の勧めにすぐ乗る人、また毎年新しいモデルを買うことにしている人は別にして、頻繁にラケットを変えるのは安易にする事ではありませんね。

ただ、現状に満足しているなら別ですが、目指すテニスがあるならば、どこかの局面で変えてみる事は必要です。

上手く行かなくても、元にもどれば良いのですから。

テニスを長いブランクから再開して、打ち方、ラケットを同時に模索してきました。

両方を同時にするのはとても大変でしたね。

どちらが先か?未だに答えは出ませんがラケットの違いが明確にわかるようになってきました。

そのことから考えると、打ち方は固まってきたのかもしれません。

ラケットに関しては、まず自分に合っているかどうか?第一に考慮すべきは重量でしょうね。

ストロークはもとより、サーブとボレーには大いに影響します。

試合や練習で、時間を経るにしたがって、ショットに影響が出てくるようなら、重量が自分に合っているかを考えてみるべきですね。

以前は使えたのに、今は振れない事を受け入れざるを得ない事もあるのです。

変更を考えるとしても、自分にとって適切なラケット重量の設定があるかどうかが重要な選択肢になります。

軽いのなら重量を付加する事が出来ますが、重すぎるのはどうしようもありません。

Pure Driveは、優れたラケットで世界でベストセラーだそうです。

欠点がなく、あらゆるショットもすべてそつなくこなします。

無難ですが、面白味にかけるところがあります、ちょっと冒険もしてみたくなりますねえ~

Prince、Wilson、Baborat、と来ましたから次はHead!とう言うわけでは有りませんが、トッププロの使用率もジョコビッチ、マレー、ベルディヒ、ガスケ、チリッチとかなり高いですね。

Headのラケットは、ラインナップが豊富で、同じシリーズの中でも各モデルの特徴が明確にあります。

HeadはWilson社の提唱したスナップバック理論(トップスピンがよりかかる?)に便乗した訳ではないでしょうが、グロメットを付け替える事により、ストリングスの本数を変えられる仕組み(ASPと称してます)のラケットを発売し始めました。

効果の程はさておき、試打用は16×19に設定してありました。

グリップもExtreamシリーズは、円形に近いので直近のラケットとの違和感もあまりありません。

グリップの形状とサイズは各社で微妙に違います、メーカーを変える時は考慮する必要がありますね。

実はストリング本数の少ないラケットは、WilsonのSシリーズで経験済み、自分の方向性としては本数が少ないラケットの選択はもうありませんでした。

重量も270gで、現在のメインのラケットPure Drive260(プラスウェイト5gで使用)とほぼ同じです。

ただ振った感触は違い、特にスイングウェイトの差が大きい。

スイングウェイトが大きいラケットは、バランスがトップ寄り→トップヘビーとされますが厳密にはちょっと違いますね。

スイングウェイトが同じでも、フレームの重量配分の割合の違いで感触が違います。

元々、同じラケットでも個体差があり、発表していないメーカーもあります。

Headのシリーズには、すべてREV PROのネーミングのラケットがあります(XT Radical REV PROは2016年1月発売)

どれも軽量でスイングウェイトを高めに設定してあります。

また、ASPの他にSというのもあり、どういうプレーヤを対象にしているのかわかりづらい(笑)

軽量にしてもLiteがあり、かなり選択に迷います。

実際、僕も、REV PROとLiteで迷いました。

さて、Graphene XT Extreme Rev Pro

Extremeシリーズは、Headの他のシリーズに比べてラケット面が円形に近くなってます。

つまり他の長円形型ラケットよりクロスの糸が長めです。

※ラケット面積は同じなのでメインは短い

スイートスポットは横に広いと考えられます、自分としてはライジングで打つので、ヒットポイントの高低のブレに対しては都合が良いのです。

また、グロメットを変える事でストリングの本数を変えられるラケットは、固定本数のラケットに比べてフレームを強化してあるとの事です。

RadicalシリーズにはMPとMPA(本数を変えられるASPの略号A)がありますが、同じ16×19にして比べると、MPAの方が強いフレームに感じるとの試打レポートがあります、またグロメットが分割してある事の違いもあるでしょうね。

付け替えるグロメットは全部ではなくおよそ中央部の1/3です、つまりクロスのストリングスの間隔は16×19と16×16では付け替えるグロメットの部分だけが異なるのです。

注意深く見ると、19本の場合は上から全部ほぼ等間隔になっているので、16本では途中から間隔が広くなります。

さて、ExtremにはLiteの設定があり、これは16×19の固定で重量265g(国内未発売)です。

Rev Proとの違いは、5gの重量差だけなのか?バランスは微妙に違いますが、スイングウエイト値は海外サイトにも出ていません。

前モデルのLiteを試打してみましたが、ずいぶんREV PROとは感触が違いました、もちろんXTの違いもあるでしょうが・・・

結局、Rev Proを選択したのですが、スイングウエイトはこちらのほうが大きいでしょう、フレームを強化してある点もプラスと考えました。

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現在は、選別の過渡期なのでPure Drive260と併用して使っています。

Pure Drive260は、ウェイトテープをラケットヘッド上方にはり、スイングウエイトを重くしてあります。

交互に打つ事によって、新しいラケットとの違いが明確にわかるようになります。

重量、スイングウェイトは近いのですが、この2本の性格は違います。

まず、打感(打音を含む)

Pure Driveは260に限らず衝撃吸収に優れています、反面、手元の感触が物足りない(贅沢な悩み?)

打音の違いはインドアで特に明確にわかります。

Rev Proは、芯にあたると甲高い心地よい音がします、打った感触もよりダイレクトに感じます。

Pure Driveは低くこもった音ですが、これは衝撃吸収システムの違いなので、好みの問題ですね。

次にしなりの点です、Pure Drive260はラケット全体が均一にしなりますが、Rev Proはラケット面がネックを境にグッと折れ曲がるイメージですね。

実は、自分が今、模索してるのが、ボールを押し込む事です。

俗に言うボールを潰す感触。

ボールにラケット面が均一に平面として当たるほうが、今求めている感触に合っているのではと考えています。