今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

足が地についてないよ、シャポバロフ君

錦織とシャポバロフの試合です、1セットからその傾向がありますが、2セットを注視してください。

シャポバロフは22歳で現在ランキング14位

左利き、シングルバックハンド。

180cmちょっとですが素晴らしい身体能力の持ち主

後ろに反り返るようなシングルバックハンドのアングルショットは、ツアー屈指、身体をフルに使ったサーブも凄い。

もっと勝ってる印象が強いけど、ATP250大会で1勝しただけです。

この動画を

黒いウェアの選手のフォアハンドと比較してください。

かつては世界ジュニアランキングで2位、18歳で全日本シングルスに優勝。

身長180cmで日本人としては長身、若手のホープと目されてました、現状ランキング250位で主にチャレンジツアーを回っています。

無論、ランキング250位と20位以内では比較になりませんが、共通点があります。

軸と軸足についての記事を書いてきたので、読んでる方はわかるでしょう。

 シャポバロフはいわゆるノッて行くタイプで、度が過ぎるとこのクセが顔を出します。

体力に余裕がある序盤はまだしも、ゲーム後半になると消耗し、ジャンプのタイミングが合わなくなります。

この打ち方では球筋が安定しません、ネットにかけたりオーバーしたりします、大事な局面でこれでは勝ちきれませんね。

こんなフォアを打ちながらこのランクにいるのは、他のショットが凄いからです。

もうひとりのほうは言うに及ばずです。

練習ではちゃんとしてるので、悪癖としか言いようが無いですね。

 

この人もかつてはそうでした。

今は右足がコートに吸い付いてるかの如くです。

 

セレナとサバレンカの試合です。

両者のフッワークの違いを

女子にパワーの概念を持ち込んだセレナですが、さすがですね

パワー一辺倒のテニスではここまで来れません。

他方、サバレンカは粗さが目立ちます、上体だけで振っているし足もバラバラです。

それでこのランクにいるのは、女子テニスならではの事です。

 

シャポバロフもサバレンカも、感情の起伏が激しいタイプのようです。

コーチも当然、改善すべき点はわかってるはずですが、現状このままのほうが良い結果をもたらすと考えてるのでしょう。

ただ、もう一段上を目指すにはこのままでは無理ですね。