今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

錦織 圭

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久しぶりに良い錦織を見ました。

シードがないので1回戦からランク上位と当たりますが、復調してきたといって良いですね。

さて画像ですが、ドバイATP500でのシーンだと思われます。

あちらのカメラマンはテニスを良く知ってますね。

 

下半身は写っていませんが、オープンスタンス、左足をやや前に置いてます。

打球前なのか打球後なのか?

言うまでもなく打球後です、中級以上ならわかるでしょう。

目を引くのはグリップと、もう1箇所ありますがこれについては後ほど。

 

こういう画像を見る時、カメラアングルに注意しなくてはいけない

ものすごく厚いグリップに見えます、通常のウエスタングリップからさらに一握り回したかのようです、こういうグリップもエキストリームグリップとしてあるのですが、この場合はカメラアングルのせいでしょう。

打球はライジングで打ってますが、打点は上昇してくる途中なのか?

バウンドの頂点なのか?

おそらく、錦織の身長とスイング角度から考えて途中でしょう。

ライジングで打つのには高い技術が必要、打点の高さに応じてスイング角度、グリップも変えます。

瞬時の判断が必要です。

バウンド後の落ち際を打つのに比べるとはるかに難しくなります。

大概は上からこするように打って当たりが薄くなり、スピンが甘くしかも短いボールになってしまいます。

錦織はもちろんプロレベルでは、グリップを前方向に回すようにして打つ事もあります。

今のトレンドは上昇してくるボールを、水平なスイングで打ちますね。

ジョコビッチ、メドベージェフによく見られます、錦織も何本か打ってました。

 

さて

もうひとつ画像に見られるのは左手の特異な形状です、他の選手にも見られます

※随分以前に記事に書いてるので興味があれば参考に

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似てませんか?

歌舞伎で大見得を切った時の瞬間を捉えてると言われています。

力の入る場面ですね。

なぜそうなるかはあえて解説しませんし、中級者ではわからないでしょう。

 

錦織はフォームをよく変えます。

シーズン中でも変える事があります、バックハンドも変えつつあるようです。

左腕を真っ直ぐに伸ばしています。

ジョコビッチに最高のバックハンドと言わしめた錦織にしても、試行錯誤を繰り返すのです。

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