時々練習のみのテニスに参加します。
ショット別、例えばサーブのみ2時間とかストロークのみとかです。
通常は試合でもUPと称してミニラリーから始まり、ひと通りのショットを打ちますね
あれって試合前のセレモニーみたいなもので、サーブだけにしたいとかスマッシュをもっと打ちたいとかは出来ませんね(笑)
プロなどレベルが高くなると、駆け引きやさぐりを入れたりするのでしょう。
普段の練習では、ローテーションでストローク、ボレー、サーブ、スマッシュなどするのが一般的です。
ただ、対面でのストローク練習をするにしても、まったく同じボールは来ませんね、相手次第なところがあります。
同じ条件(コース・回転・スピードなど)でのボールを自分が思うように打ちたいのなら、ボールマシンが良いのでしょうが一般的ではありませんね。
かつてジミーコナーズは、ひたすら同じショットの練習をしていたそうです。
早朝から日が暮れるまでリターンばかりとか・・・
付き合わされるほうはたまりませんが(笑)
試合に備えてのチェックや、思いついた事を試したい場合でも、同じ条件でするのに越したことはありません、原因・結果がより明確になります。
一般的レクレーショナルプレーヤなら、週末の貴重な時間を同じショットばかりについやすのは、もったいないと感じるかもしれませんね。
しかし、同じショットを繰り返しながら得るものは多いのです。
プロの練習動画をよく見ます、試合とは違いほぼ同じボールを繰り返し打つ姿から、選手が何を意識しながら練習しているのかわかります。
若い選手だと数年で打ち方が大きく変わる選手もいます。
2011年にUPされてるので、それ以前の映像でしょう。17歳くらいかな?この翌年に全豪ジュニアのベスト8に入っています。
同じ年ですが、こちらのほうが後でしょう。
違っている点がわかりますか?
変えて間もないようで、まだぎごちないですね
フォームだけでなくあらゆるものを変える事になるので簡単ではありません。
自分で考えた?と言うより、コーチのアドバイスでしょう。
最初の動画の打ち方ではプロでは通用しません。
2016年
2018年
時系列で見るとよくわかります、だんだんと洗練されてきます。
最初の動画にある打ち方は、女子のジュニアにとても多いですね、むろんアプローチを前提にする場合もあるし、間違った打ち方ではありません。
市民大会でも常にこういう打ち方をする人がいますが、上位になると見かけません。
このあたりの事は以前に書きました。
※ガウフの14歳時の映像です、キャプションとコメントには関知しません。
4歳だそうです!
軸足というものをちゃんと理解してますね