今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

備忘録 「オーディオ都市伝説」

ここにブログを引っ越してほぼ10年、当初は他の場所にも同じ記事を書いてきましたがいつの間にかこちらだけに。

ここはテニスに限定してたけど、 前のところではいろいろ書いてました。

そこは来年で終了になるので、そういう記事もこちらに載せる事にしました。

2008年からなのでいささか古いですが

 

 

「トレイに入れる時おまじないをかけると良い音で聴ける。」
これはウソです(笑)

ではこれは?
「一度入れたトレイを再度入れ直すと一度目より音が良くなる。」
これはマニアの間で、まことしやかにささやかれている小技?のひとつ。

まだまだいろいろある。
「コンセントはタコ足のタップからではなく直接壁のコンセントから取る。」
「オーディオケーブルを変えると音が変わる。」
「月曜の午前3時は音が良い。」なんてものまである。

オーディオの道は冥府魔道(笑)

一度は足を洗ったはずなのにまた踏み込んでしまった。
理由のひとつはここへきて技術的な進歩がめざましい事、もう一つはブレーレイディスク(BD)とハイレゾ音源の登場。

人間の見ると聴く感覚は素晴らしいものがあると常々感じている。
ただ個人差があるのも確か。
僕の耳はそんなに悪くないと自負しているけど、高校の授業の聴音の時間に、音の高さはもとより音符の長さまでも苦もなく当てる同級生がいた。
だからといって別に彼が特別音楽的才能や、他の感覚に優れていた訳ではなかったし・・・

ただはっきり言える事はこういう感覚は生まれつきである事が多く、訓練によって備わるものではないような気がするよね。
良い音に対する感覚もそれと同じだし、たとえ良い音がわかったとしても、そこに価値観を見出すかどうかは別だね。

ケーブル1本に10万円!
あなたは払いますか(笑)

最初にあげた事は全部本当なのである。
ただその差は微妙であって、音の良さに天と地ほどの差がある程の事ではないねえ~

さて、本題。
最近は、オーディオの世界はヴュジュアルの世界とも関係が深い。
音も映像も優れたコンテンツが最上の状態で再生出来たとしたら、その相乗効果は素晴らしいよね!
DVDの音もそんなに悪くなかったけど、音楽専用であるCDやSACDに比べるとちょっと劣るのは確かだった。

そこにBDの登場である!

画像データはフルHDハイレゾールーションディフニテイ高解像度の意、ハイビジョンとは同義語だがこちらはNHKの造語)
音声はトゥルーHDでサラウンド7.1チャンネル再生なんてのもある!

要するに凄いって事なのである(笑)

ただし従来の機器ではその能力をなかなか引き出せない。
高価な機器であってもそれが必ずしも良い訳ではなく、技術的な進歩とあいまって、この世界は今は過渡期なのである。
TV(モニター)とスピーカーは揃えた、なかなかに満足出来るレベルである。

あとはアンプとプレーヤー。

巣ごもり用途なのに金がかかるなあ~(笑)

 

※これを書いたのは2010年

現在はUHDが登場し、TV放送は4Kどころか8Kも放送されてます。

ハイレゾ音源はネット配信が主流になり、サラウンド系はイマーシブサウンドが中心になりつつあります。