今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

備忘録 「競馬必勝法大公開」

ここにブログを引っ越してほぼ10年、当初は他の場所にも同じ記事を書いてきましたがいつの間にかこちらだけに。

ここはテニスに限定してたけど、 前のところではいろいろ書いてました。

そこは来年で終了になるので、そういう記事もこちらに載せる事にしました。

2008年からなのでいささか古いですが

 

またまた思いきりベタなタイトルをつけてみました(笑)

ここが初めての人は前の項もごらん下さい。

なるべくわかりやすく書いてますが、競馬初心者にはちとわかりづらいかも。
何度も言いますが、競馬で勝つ事は容易ではない事、まして食べていこうなどは絶対に無理な事はお話ししました。

競馬ファンは、損得計算を無視しがちで、それまでプラスしてても全部最終レースに突っ込んだりして負けたり、勝っても負けても好きな馬にかけ続けたりしがちなものです。
なかんずく負けてもイイ、俺は馬の走る姿が好きなんだとか、競馬はロマンだとか言う人がいる。
それはそれで良いのだが、お金を賭ける以上勝ちたいのが本音でしょう。

それにJRAのおかげもあって、PATや電話投票で手軽に勝負する事が出来る。
認知度もあがって、競馬場にも親子連れや若い女性も沢山見かけます。
競艇場や競輪場に若い女性が沢山いますか?(笑)
スマートに手軽に、ギャンブルが出来る機会がそこにはあるのである。

25%も控除率があるので、長く賭け続ける上では必ず負ける。
勝つ(収支をプラスにする事)には、勝てる可能性の高いレースだけにしぼる事が必要なのである。

では、それはどんなレースなのか?についてお話しましょう。

これまで話したように、控除率、確率の面から馬券は単複にするべきなのです。

さて次は賭け率(オッズ)である。
競馬は、これがすべてといっても過言ではない。
例え、確信を持って勝てる馬を選んでも、オッズ次第では馬券を買わない意志が必要。
逆にオッズから馬を選んでもいけない、3連単など買ってるようでは絶対にプラスになるのは無理。

次に馬体重の増減。
これは詳しく話すととても長くなるので単純に。
競馬にはハンデ戦があって、それこそ1kgのおもりを鞍につけて調整をする、それくらいだからプラス10kgの体重増が影響がない訳がない。
ただしマイナス体重が必ずしも有利な訳ではないし、牝馬と牡馬の違いや、馬齢、季節によっても違う。
G1レースともなると、陣営はボクサーのタイトルマッチのごとく、ギリギリの体重とベストコンディションで望んでくる、それほど重要なファクター。

次に騎手。
その技量には随分と差がある、上手い騎手には当然、強い馬の騎乗依頼が来るから一応の目安になる。
武(豊)、安藤(勝)、横山典ペリエデザーモデムーロ、と言ったところか。
ただし、騎手のおかげで馬が勝つことはほとんどないが、騎手のせいで馬が負けることは掃いて捨てるほどある。(笑)

次は馬場コンディション、僕は朝から不良の場合、その日のレースは買わない。
レース中に雨が降り始めたとして、例え良の場合でも注意が必要、大きな勝負は避けた方が良い。

以上だが、これを踏まえて勝負すれば、少なくとも大きく負けることはない。
それとこの観点でレースを見続ければ、必ずビビッとくるレースがある、すべての条件を満たし、なおかつ内なる声にうながされる時・・・
その時こそ大きく勝負するのである!

さて、約20年の競馬歴といったが、現在は、遊び程度でしかやっていない。
ひとつには一種の投資として考えた場合、他にいくらでも有利なものがあることと、時間と労力に見合わないことなどなど…

競馬は、馬に惚れないのが勝つ為の鉄則だが、かつて好きだった馬が、たった2頭だがいる。

それはミホノブルボントウカイテイオー

正に対照的な2頭である、雑草とエリート。

もしかすると、日本のいや世界の競馬を変えてしまったかもしれない、過酷な坂路トレーニングよって作り出されたミホノブルボン
血統コンプレックスの日本競馬界に衝撃を与えた名馬。
戸山調教師がもっと長生きしてたら、本当に競馬は変わったかもね。

かたや、皇帝ルドルフの子、ハンサムにして優雅、雲の上を舞ってるがごとく走った。
彼のレースはすべてドラマチックだったなあ。


最後に、ほんとうに競馬の神が自分の上に降りてきた時の話。

2005年第50回有馬記念、馬も騎手もベストメンバーだったレース。

近年になく強い古馬(4歳以上の馬)が集まり、唯一、3歳馬のディープインパクトが出走してきた。
その年の三冠馬ディープインパクトの人気が高く、競馬ファンのみならず一般ピープルも盛上がっていたなあ~

僕の予想としては、ディープインパクトは確かに強いがまだ時期尚早、最強古馬相手にはきついと判断した。
この年の古馬は、それほど粒ぞろいだったのである。

結果から言うと、僕はこのレースの馬券をすべて当てた。
単復はもちろん馬連、ワイド、普段買わない3連単3連複も全部的中しパーフェクト。
たいした賭け金でもなかったが、払い戻しは50万をこえた。

的中した嬉しさももちろんあったが、内心どこかで1着に来て欲しかったディープインパクトが追い上げて届かなかった時、一抹の空しさにとらわれたのを覚えている。

やはり絶対的な真のスーパーヒーローは存在しないし、現れないんだと…

競馬で勝って、空しさを覚えたのはその時が初めてだった。

そして事実上、競馬をやめた。