以前、Apple Watch 7のCMで見かけて気になっていました。
ラケットのグリップエンドに取り付けるモノは以前からいくつかあり、どれも大差はなくおよそ正確なデータを取れるとは言い難い。
TVCMでは一瞬UPになるだけなので詳細はわかりませんでした、GPSとモーションセンサーを内蔵してるのでおおまかな速度は測れるだろうと・・・
ただ、Apple社がその程度のモノをアプリとはいえCMで使うのだろうか?とは思ってました。
冒頭の拡大した画像を見ると、サーブスピードだけでなく回転数と種類(フラット)が表示されています、GPSとモーションセンサーだけでは測れないはずですね。
カギは表示されているアプリ名のSwingVisionにあるのでは?
左側にショットと同時進行でデータが表示されます。
スピンレートはまだしも、フォアとバックの違い、球種、さらにボールの着地点も表示されてます。
使い方は、アプリを入れたiPhoneをコート片側から全体を俯瞰できる位置に固定して、ビデオを撮るだけです。
ショットの統計も出来るようです。
メジャーリーグやテニス中継で使われているのは、数台のカメラを使い画像を解析する大がかりなシステムです。
それを1台のiPhoneで出来るのかな?
画像のApple watchの表示は、iPhoneからのフィードバックと思われます。
またラインジャッジも出来るそうだけど、テニス中継で使われるシステム(ホークアイ)は、上方からのカメラを含め数台のカメラの画像解析から判断します。
片側に1台だけ設置して反対側のコートのインアウトの判断が正確に出来るものなのかな…
ラインジャッジと言えばこういうモノもありました、数年前に話題になりましたが、さして高額でもないし売れそうでしたが全然見かけませんね。
以前からラケットのインプレッションで、ボールスピード(飛び?)が増すや、スピンがかかる、などと言っても実データが無いのは意味が無いのでは?と言って来ました。
最近は、すこしはマシなインプレッションが出てくるようになりました。
この動画ではストリングスの種類とテンションが出ていませんね、球出しはマシンなので公平として、あとはスイングマシンを作ればもっと厳密な数値を測れるでしょうね。
ちなみに計測に使われているのは、主にゴルフのスイング解析に使われるモノです。