今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

テニスのデータとセンサーを考える

https://www.head.com/index.php?id=3684#features

同様のモノはバボラとソニーからも出てます、ソニーのは汎用ですが他にもありますね。

ヘッド(中身はzepp社)の製品は専用ですが、後発だけに見かけもスマートで機能も多いようです。

さて、ではデータをどのようにして取るのか?ですが、数グラムのグリップエンド状のモノに大袈裟な機械を入れられるはずがありませんしコストの問題もあるでしょう。

入ってるのはモーションセンサーだけのはずです。

この手のモノは、ラケットにつけるアタッチメントと、スマホやPCにアプリを入れ連携する仕組みです。

互いのデータ通信はBluetoothを利用していて、反映もほぼリアルタイムのようです。

最近は、テニスやMLBの中継でもしょっちゅうデータが出てきますね

ボールスピード、回転数、etc

CGで即座に再現したりしてゲームを別の局面から見られます。

けっこう大掛かりなシステムを使っています。

速度はスピードガンでも測れますが、映像の解析から各種数値を割り出す仕組みのようです。

モーションセンサーだけではとても無理ですね。

ヘッドのセンサーは、初めに個別ラケットの設定をして身長や体重の項目もあります。

モーションセンサーはその名の通り動きを計測します。

前後左右上下の動きです、時間とリンクさせれば速度はわかります(あくまで、センサーが付いてるモノ、この場合はラケット)、斜めの移動ならばその角度も割り出せます。

ボールスピードは「予測」するとして、トップスピンの回転数はどのようにして計測しているのでしょうか?

※ボールスピードについてもグリップエンドにセンサーを付けて正確なヘッドスピードが測れるかは疑問です。

またヘッドスピードとボールスピードについてもイコールではありません。

おそらく、実証値をもとにして係数をかけ算出するのでしょうが、あくまで参考値としたほうが良さそうです。

UPされている画像をみると、STROKE DATELS の項目には TOPSPIN DRIVE SLICE があり

フラットはありません!

やたらフラットがどうのと書いてる人がいますが、どうするのでしょうか(笑)

推測ですが、トップスピンは下から上へのスイングプレーンの角度とスイングスピードで推定してるのでしょう。

ヒットポイントでのラケット面の傾きまで考慮に入れるのは無理でしょうね。

基本になる数値がアプリ側に入っていてそこから算出するのでしょう、スイングスピードによるボールスピードはともかく、スピン量については実際の数値とは乖離があるかもしれませんね。

個別のラケットを設定する理由もそこにあるのでしょう。

ラケット別のスイングスピードとスイングプレーンの角度の違いによる、実証されたスピン量のデータが入ってる事になるので、個人的にはそちらの数値のほうが気になりますね(笑)

他にもいろいろな機能があるのですが、1番気になるのがPRACTICE SERVE モードです。

ラケットの軌道が3Dのアニメーションで見られます、同時にその時のサーブスピードも表示されます。

これは他人に撮影してもらっても一方向からしかわからないので、3Dで見られるのはフォームの改善に取り組んでる時や普段のフォームのチェックに役に立つ機能です。

こちらはお馴染みの面々の動画です