今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

ナダルとグリップの秘密

まずこれをご覧下さい。

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昨年の全豪、フェデラー戦でインジュアリータイムでのナダルの手の画像です。

手のヒラに出来たマメが破れた為の治療との事ですが・・・

テニスをやられる方ならちょっと首をかしげる説明ではあります。

それはなぜか?

普通ならば手のあの位置にはマメは出来ないのですよ!

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ナダルの試合をいつも見てる方はおわかりでしょうが、彼はいつも左手の指の同じ位置にテープを捲いています。

指以外に手のひらを横断する位置にも捲いてる時もありますねえ、ちょうどこの時治療した場所をカバーするようにです、

この時は、なぜか当初から手のひらには捲いていませんでしたね~

ちなみに全豪オープンは1月に行われ、年末のATPマスターズファイナルから少し間が空きます。

クリスマスをはさんでトップ選手もしばしの休暇といったところでしょうか。

シーズンの始めは、手が馴染むまで時間がかかる、とはいってもメジャー大会なのでおろそかには出来ない

いきおい力が入ってしまうのでしょう。

さて

ナダルの指のテープは、常に同じ位置に捲かれています。

これはグリップに接し、かつ力が入るポイントの場所です、なぜか他のトップ選手はほとんどしませんねえ~

グリップを握るには繊細な感覚が必要だからです。

それをあえてするのは、そうしなければ手が耐えられないからでしょうね。

アップの画像を良く見ると、指の一部が変色しています、恐らく内出血してるのでしょう。

これは、過度な衝撃を繰り返し受けた時になる場合があります、直接その部分に衝撃を受けなくてもです。

繰り返しの衝撃で毛細血管が切れてしまうのですよ!

野球やゴルフをやりこんでる人は、経験があるかもしれません。

さてさて

では、手のひらのあの位置になぜマメが出来るのか?

これをみて合点がいきました。

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ん?

わからない(笑)

ではこちらを

錦織とジョコビッチの画像です。

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ラケットの握り方はショットにとても影響します。

もちろんショット毎にポジションをチェンジする事はあります、フォアはウエスタン、サーブはコンチネンタル、etc

ただ同じショットを打つことに置いては同じ握り方をしますし、まして握る位置がショット毎に違うなんて事はありませんねえ~

彼はバックハンド以外は全部この握り方です。

グリップエンドの部分を注視して下さい。

こちらはサーブの時。

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ナダルの握り方は、グリップエンドまで手のひらの中に包み込むようにして握ります。

他の二人は外に出ていますね~

冒頭のマメの位置は、グリップエンドの角が当たる位置なのですよ!

では、なぜこういう握り方をしているのか?

出来るだけラケットの長さを生かす為?

これは論外です(笑)

長さは規定されているし、それならば規定ギリギリの長さのラケットを使えば良いはずですがそうしてませんね~

手元にラケットがあればこの握り方をしてみてください。

ヘッドがグラグラしますし、安定しませんねえ~

しかし手元の少しの動きでラケットヘッドが大きく動きます!

本当のところは本人のみぞ知るのでしょうが・・・

今や少数になった、ストレートアームといい、故障のリスクを伴う手首を使うフォアハンド、そしてマメが破れ、指が内出血を起こすような握り方をしてまでするのは、ひたすらスイングスピードを上げる為なのでしょう。

豪快なスイングと裏腹に、シャイで神経質そうなこのスペイン人は、史上最強のテニスプレーヤーに成れるのか?

実はもうひとり

この握り方をするプレーヤーがいます。

現状?史上最高のテニスプレーヤー

そう

フェデラーです!

これは決して偶然ではないでしょうねえ~