最近、公営のテニスコートの予約がほとんど取れません。
土日ならともかく、平日もほとんど一杯ですねえ。
いやあテニスブーム再来か!
なんて思ってたら全然そんな事はなくて、いわゆる「テニスオフ」のせい。
良いのか悪いのか・・・
まあ、安くテニスを楽しみたい仕組みとすれば良いのかもしれません。
さて、たまに後輩とテニスをするぐらいでもコート確保すらままならないのではと、日頃通ってるジムのテニススクールに入会。
実は、以前も体験入会でレッスンを受けたことがあるのですが・・・
雰囲気が悪く、なんかよそ者が来たような目で見られ、おまけにスクール常連ゴロみたいなモノもいたりして(笑)
入会する気になれませんでした。
もともと、インドアとアウトドアのテニスは違いがあります。
まずはコートがインドアはほとんどの場合カーペット、それに照明が暗いのと、どうしても壁と天井の圧迫感があります。
これは球のはずみや、スピード感に大いに関係あるのですよ。
僕はずっとアウトドア、それもハードコートだったので、最初は違和感がありましたね。
まああれこれ不満もあるのですが、1度やってみるか!と・・・
クラスも初心者クラスから中上級まで4クラスに分けられ、曜日や時間も様々。
いきなり1番上もどうかな?と考えクラスは中級にして、コーチも数人いるので一通り受けてみた・・・
驚いた!
全然、教え方が一貫していない。
このジムは所属プロもいる、テニスでは名の通った会社の経営。
一応、教え方と言ったが、実際は何も教えないというか、教える事が出来ないのでは?と思ってしまう。
ただ、漫然とストローク、ボレー、サーブと繰り返すだけ。
そこに理論がないのですよ。
自分の考えでも個人の理論でも、生徒に教えようとするコーチもいないしね。
生徒側も、中級クラスなのでひと通りのショットはそこそこみな出来るし、打ち合いもゲームも一応は出来る人達なのだが。
ただ、自分のテニスはこれで良いと思ってるのか、もっと上手くなりたいとは思わないのかな?
これでは嬉々として羽子板テニスをしてる、ママさんテニスとなんら変わらない。
高い月謝取ってるんだからちゃんと教えろよ!って(笑)
オジサンやオバサン相手なら、適当に楽しんでもらって、なるべく長く続けてお金払って欲しいぐらいなのかね。
でもね、オジサンにも向上心のある元テニスボーイもいるのですよ!
僕がテニスをはじめたのは、ボルグ、コナーズ、マッケンローの全盛が過ぎ、新しい若手が台頭してきた頃。
未だに、日本ではクローズドスタンスでラケットは真っ直ぐ引いて、フラットな打球を打つ事。
なんてやってた(笑)
僕らはTVやアメリカのテニス本やら見て、世界では誰もそんな事はやってないし、テニスが変わってるのは実感してたから、逆に新しいモノにはすぐ馴染めたね。
ラケットはデカラケで、ワイパースイングでゴリゴリのトップスピンを打ってた。
多分、日本中でもかなり進んだ?テニスをやってたんじゃないかな?(笑)
話は変わるけど
これほどテニス人口があって中学高校でもクラブ活動が盛んなのに、世界で通用するプレーヤーが数人しかいないのが、日本のテニスの現状。
新しいモノを取り入れない硬直的な風土やら、コート不足やらいろいろ原因はあるね。
でも1番の要因は教え方にあるでは?
もちろん、最新の理論やらメソッドを取り入れてやってるスクールもあるでしょう。
少なくとも、ジュニアの育成にはもっと頑張って欲しいよね。
これは、米国のあるジュニア主体のテニススクールのプロモーションビデオ。
これを見るだけでも、テニスのフットワークのほとんどがわかる。
ジュニアから差が開くのも無理ないよね~
こちらはUSPTA(米国プロテニス協会)のプロモーションビデオ。
こんなに公開して良いのかしら(笑)
百聞は一見にしかず!です。