今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

エクストリーム グリップ

Extreme 究極の、あるいは極端なと訳されるのでしょうか? 日本人は型通りに教えるのが好き?なのかとにかく名前を付けたがるようです。 グリップについてもセミだのフルだのと、何種類もあるようです(笑) しかし、同じショットにおいては、同じグリップをするべきです。 プロも常に意識しているのは、打球前の所作に表れています。 まずこの動画を・・・ コメント欄には否定的な意見が多いようです。 見るところ、プロではないけど上級者に見えます。 クレーコートなのでボールはかなり高く弾んでます、でもハイボールの処理の為にこのグリップをしているのではなさそうです。 次にこちらの画像を見てください、静止画は動画とは違い、カメラの角度によって見え方が違いますがこのグリップの特徴は掴めますね。 画像
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一枚目は、先のインディアンウェルズでマレーに勝ったレフテイのデルボニス、 二枚目は日比野菜緒 奈良くるみヒンギス 画像画像 奈良くるみヒンギスは、グリップだけでなくフォームもそっくりです 日本の女性プレーヤーや、ジュニアの多くがこの打ち方をしています。 実は少し前の錦織も同じグリップとフォームでしたね、小柄な錦織は格好のお手本のようです(笑) 動画の女性ほど極端ではありませんが皆、とても厚いグリップです。
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このグリップは、高く弾むトップスピンに対応する為に、自然発生的に取り入れられるようになったのではないか、と思います。 現在は、ライジングで打つのが主流であり、必然として打点が高くなります。 上から押さえ込むように打つのですが、小柄な日本人プレーヤーや女性、ジュニアでは、通常のウェスタングリップでは、顔のあたりに弾むボールには対応出来ません。 画像画像 このグリップの利点は他にもあります。 ラケットを握ってスイングしてみればわかりますが、ラケットヘッドが遅れて出てきます。 つまり、腕主体ではなく、自然にボデイターン主体のスイングがイメージできますね。 また、手首を少し回すだけでヘッドダウンが出来るので、低いボールにも対応できます。 下の画像は日比野菜緒ですが、このグリップを上手に活用していますね。 画像画像 最後にこの動画を 早口の英語ですが、グリップの違いによる打ち方とボールの軌道について話してます。 この中で Extreme grip と言う言葉を使ってます。