今、世の中情報にあふれ、様々なメデイアを通して大量に発信されているけど、疑問に思う内容や報道姿勢も多々あるし、流言飛語に惑わされる日本人の特性がそこに浮かび上がる。 裏にそれを利用しようとするモノの存在が見え隠れする事も・・・ まあ大上段から切るような大袈裟なものではなく気楽に書いてみます。

テニスオフ ドキュメント風に

テニスコートが取れない。

以前は土日でも早めに予約すれば大丈夫でしたが、平日でも便がよいコートは満杯。

たまに後輩とテニスをする僕としては、互いに休みをやりくりして日決めしたのに、肝心のコートがなかなか取れず悔しい思いをしてましたね。

これはどうやらテニスオフのせいらしい。

今は、公営コートはシステムがちゃんとしてて、直前に電話で予約などは無理で、事前登録してかつネットで予約しないといけない。

キャンセル常習者はペナルティがあったりします。

テニスオフの仕組みは知ってましたが、なんだかうさんくさく、システム料やら登録料を取って、商業主義で運営してるのかと思ってたんだけどね。

いざ、参加してみるとそんな事はなく、よく考えられているし、利用する人が多いのも納得。

そも、テニスは1人では出来ないし、コート確保が煩わしい。

公営コートいえど、二人だとけっこう使用料が高かったりします。

ただ、楽しむにはそれなりのコツとルールがあります。

ある、テニスオフの1日・・・

天気快晴、無風、絶好のテニス日和

初めてのテニスオフ

いそいそと指定のテニスコート

はて、誰が主催者なのか?そも参加者らしい人は1人しか来てない

初対面なので、なんとなく言葉は交わさず、会釈くらいにしてコート横のベンチで待つ。

そうこうするうちまた1人登場、先の人とは馴染みのよう、募集は3人で主催者と募集以外で来る人間もいる。

なにやら勝手に二人で乱打を始めた、このあたりは適当である。

事前アップと書いてあったので、僕も身体を動かし始める。

ようやく、主催者が時間ギリギリに登場、オイオイ(笑)

言葉も少なく、暗い感じのバボラ氏

なぜか主催者にはこのタイプが多い、一応主催の責任があるからなのかな。

出欠を取り、じゃんけん勝ち抜きで順に番号を付けます。

これは、始めから出席表に書き込まれてたりもしますね。

ここで余裕で主催者の連れが登場、赤ニシコリ氏

謝りもせず態度が横柄、こういうのは嫌われます。

これでメンバー全員

ちなみにあとのメンバーは黒メタボ氏、ゴマリーゼント氏、と僕である。

試合はダブルス、4ゲーム先取セミアドと募集要項に書いてある、レベルは中級以上。

レベルは基準がわからず自己申告として、はてセミアドとは?

と思いつつゲーム開始。

ちなみに5人なので1人抜け、主催が乱数表でメンバーを選んでいく。

だいたい2ゲームやって1回抜けのパターン。

メンバーが多く、コートも複数でやる場合は、エントリー制で、次の試合表に自分の番号を書き込んでいくやり方もあります。

これだと、次は男ダブや女ダブ、あるいはミックスとか、あの人感じ悪いからやりたくないとか(笑)出来るし、休憩も抜けも自由、無論、お金は先払いです。

さて、ポイントはダブルスであること、もちろん、テニスオフの募集にはシングルスもあります。

ただ、シングルスは腕自慢が多く、体力と腕前に自信のある人向けでしょう。

県大会出場者やら体育会系が多く、それは要項を良く読めばわかります。

日頃シングルスばかりやってる人は、とまどう事もあるでしょうね。

特に、サーブとボレーの重要さは増します。

ストロークがドヘタでも、このふたつがそこそこならなんとかなります(笑)

あとはセルフジャッジですねえ~

この他にも、ローカルルールやら、ん?と思うような事もあります。

ジャッジについての注意

まずゲームカウントですが、ルールではリードしてる方を先に言います。

正式には、名前を呼びます。

普通、0-4 ラブフォーなどと言うゲーム数のコールはないのですが、

オフでは名前の紹介すらしない場合もあるので、サーバー側のゲーム数を先にコールします。

これはスコアは、サーバーのスコアを先にするので、むしろわかりやすい。

進行上の注意

まずフォアサイドかバックサイドですが、これは最初はどっちでも良いでしょうね、ゆずりあってもしょうがない。

何度かゲームをしていく中で適性がわかるし、次にまた同じペアになったら逆にすればよいです。

それとサーバーへのボール渡し

これは特に注意が必要です、基本的にはサーバーから遠くの人から先にします。

ただ隣のコートにボールが転がったりして、時間がかかる場合は近くからでもかまわないでしょう。

あなたが前衛でコート付近のボールなら拾って、手で投げて渡します。

なんでそんな事まで!

と思われるでしょうが、これは体育会のノリが身についてる人が多いので、けっこううるさいですねえ~

一期一会かもしれませんが、気持ち良くやりたいし、上手な人ほどここはきちんとしてます。

それと問題のセミアド(笑)

募集要項には4先ノーアド、などと書いてあります。

先と言うのは先取で決まりと言う事で、先に4ゲーム目を取ったほうが勝ちで、タイブレークはありません。

テニスは果てしなくゲームが続く可能性もあるので、時間が限られてるなかでやるにはこのほうが合理的です。

ノーアドはノーアドバンテージで、40-40の後は一本勝負と言う事です。

ちなみにこの時のスコアのコールは、通常と区別する為にジュースと言わず、フォーティ-フオーティと呼んでる人が多いですねえ

ややこしいいのはセミアド

これは1回だけ通常に進めます、つまり40-40から2ポイント連続で取れば勝ち、再度ジュースになった場合には一本勝負で、次のポイントを取った側が勝ち。

ただここで、レシーブ側がサイドを選ぶ事が出来ます。

このあたりちょっとややこしいし、ミックスの場合はサーバーが女性の場合、レシーブするのも女性になる暗黙のルールがあったりしますね。

それとその試合の中で、同じ局面でまた同じ人が続けてレシーブするのは、ちょっとひんしゅくだったりします。

機会均等にですね。

このへんを理解していないと嫌がられたりします。

ただねえ~

コールが聞こえない人や、しよっちゅう間違える人、パートナーに聞く人、セルフジャッジを良い事に、自分側に有利なコールばかりする人とかいるんですよね(笑)

さてさてゲーム開始

レベルは、ほぼ同じで一進一退

ゲームは3-3

次を取った方が勝ち

サーブは僕、この日は調子がイマイチでダブルフォルトも何回か・・・

相手側は黒メタボ氏と赤ニシコリ氏

このあたりになると、皆アタマに血が上って来ているので、クサイコースは相手側有利に、なんてのはどこかに行ってます。

センターに良いサーブが決まった!

と思ったらコールはフォルト!

こちらもカッときて、同じところに打ったつもりが大きくアウト!

ここでこちらのパートナーのゴマリーゼント氏が、あからさまにこけるポーズ、これはやってはいけないでしょう!

無論、ゲーム中のコーチングもダメ、前へ!だとかポーチ!などと言ってはいけない

ウオッチ!これはどうでしょうかね、前にいた方がわかりやすかったりしますから、僕は言ってますが・・・

それと、ボディショットも打たない方が無難ですねえ~

相手側の赤ニシコリ氏、何が気に入らないのか何度も打ってきます。

ただ、黒メタボ氏の動きが悪いので、ごちそうさまとばかり足元にボレーで返してゲームセット!

赤ニシコリ氏の悔しそうな顔といったら(笑)

ここでアドバイス

まず、良く募集要項を読む事。

特に、初級とか初心者募集と書いてない限り、ほとんど中級以上の募集です。

女性がいるから大丈夫などと思ってはいけません、つなぐテニスは強い!

基本的に見知らぬ人とテニスをするのだから、ある程度のレベルは必要です。

あとは年令の部分、これは書いてないことが多いけど、腕前はともかく20代や30代ばかりだと、体力負けします(笑)

ギリギリのメンバー数の場合、疲れたからといって次のゲームを勝手にパスしたりするのは、迷惑になりますぞ。

また、自分達のチームやサークルのメンバーが大部分で、他に人を募集しているケースがありますが、これも中々溶け込めないのでつまらなかったりします。

同じ主催者がやるオフは傾向が似てるので、それで判断するのも良いですね。

試合といえど楽しくなければ意味がありません。

ただ、あまり連続参加すると嫌がられます。

主催側もいろんな人とテニスをしてみたい気持ちがあるし、参加する側もいつも同じメンバーだと面白くないでしょう。

気のおけない仲間との内輪のテニスも楽しいですが、テニスオフのように、初めて会う人とのテニスも、緊張感があって面白いものです。