ここにブログを引っ越してほぼ10年、当初は他の場所にも同じ記事を書いてきましたがいつの間にかこちらだけに。
ここはテニスに限定してたけど、 前のところではいろいろ書いてました。
そこは来年で終了になるので、そういう記事もこちらに載せる事にしました。
2008年からなのでいささか古いですが
JR舞浜駅からディズニーリゾートラインに乗り換えて、各パークの駅で降りてエントランスへ向う・・・
ここはもう夢の国の入り口。
耳を澄ませばミッキーの声が、お馴染みのテーマ音楽が聞こえてくる。
でもスピーカーが見あたらない。
よーく注意するとわかるのだけれど、これもTDRのポリシーなのでしょう。
もちろん不必要な案内や注意、ありがちな迷子の呼び出しもない。
一般的に日本人は静寂が苦手らしく、どこへ行っても音楽やら案内やらが、がなり立てている。
スキー場、ボーリング場、イベント会場、スポーツスタジアム、etc
必要なものもあるでしょうが、雰囲気を壊してしまう一面もある。
お祭りの時、御輿や山車が練り歩き、皆熱気に酔いしれてるのに、トラメガ持って危ないだの近寄るなだのわめく人がいるのは、しらけるといったらない。
TDRではそのあたり行き届いている、音のみならず照明にも気配りがされていて、うるさからず明る過ぎずちょうど良い。
キャストも、不必要な大声や注意を繰り返さないように教育をされているみたいだね。
さて、最近のTDRのアトラクションやショーは、音響と映像効果に力を入れてるものが多い。
もちろん実物が演じる歌と踊りも楽しいけど、やはり演出には限界があるもの。
その点大勢が同時に楽しめ、どこまでも夢が広がる世界を創り出せるのは映像なのかな?
それに音響効果が加わると素晴らしい効果を生むし、最近では目と耳以外に、直接体感させるシステムも摸索しているようです。
僕はオーディオとビュジュアルを趣味としてるので、アトラクションやショーを見ても、そういったところに興味がいってしまう。
例えばランドやシー内ではスピーカーはうまく隠されていて、特にシーでは後に作られた事もあり、なかなかわからない。
これはランドの映像なんだけどちょっと例外。
また、シーのBBB(ビッグバンドビート)のホールは規模的に大きな部類なんだけど、生バンドとミッキーが繰り広げるドラム合戦のドラムの音、トランペットのハイノートなんかはちょっとゾクッとする程良い音がする、音響効果が良いホールなのですよ。
それからシーのメディテレーニアンハーバーの周囲には、さすがに巨大なPAシステムがあるけど、迫力のある重低音で体がびりびりするくらい。
このアンプの出力はどのくらいかなあとか、これでジャズ流したらどんなだろうなんて考えてしまう(笑)
パレードの山車にしても、電源ケーブルなんて付いてないから、個別に積んでるバッテリーで音を出してるのですよ!
山車を動かすのもバッテリーなので、安定して出力するのは難しいはずなんだけど、それでいてあの音量とクリアさ!
1台いくらぐらいかなとか、どんなシステムかな?なんてね。
今回特に感心したのがランドの新しいアトラクションミッキーのフィルハーマジック
3D映像のアトラクションなんだけど、映像はもちろん音響も凄い。
その他にも効果が盛り込まれてるんだけど、これは内緒にしておきましょう。
3D映像は映画館でも上映されてるし、セルBDや一部TV放送もある。
専用TVや専用グラスで見るのが主流だけど、グラスをかけないで見れるのもあるし、まだ過渡期といって良いでしょう。
3Dのコンテンツもピンからキリまであって、立体映像とはとても言えないものもある。
その点これは現時点では最高水準のものでしょう。
ドナルドが空飛ぶ絨毯にのって雲の中を飛ぶシーンがあるのだけれど、画面に吸い込まれ、浮遊感でほんとうに空を飛んでる錯覚にとらわれるほど!
同じ3DのアトラクションのキャプテンEOもリバイバルでやってるけど、25年前の作品だから無理ないけど、隔世の感がありますね。
ただこちらは、音声はリマスターされているようで良かった。
少しマニアックな事を言わせてもらえば、実はアニメーションのほうが3D効果は出しやすい、これが実写映像の時どうなるかですね。
専用グラスもセロハンレベルじゃなくして、HD(高精細)画像対応になったら効果も倍加して素晴らしいはず。
音も、子供の聴覚(子供は高域に敏感)に合わせてるのか中低域に振ってるようで、おじさんとしてはちょっと物足りないかな。